修道学園創始300周年記念事業 高2対象アントレプレナーシップセミナーを開催しました
2025.03.09
望むように働き、幸せに過ごしていくために何をしよう?
3月9日(日)に本校4号館3階のグローカルームにて、高校2年生対象のアントレプレナーシップセミナーを開催しました。このプログラムは広島修道大学が主催し、修道学園創始300周年記念事業の一環として実施しました。今回は63名の生徒が参加し、「望むように働き、幸せに過ごしていくために何をしよう?」をテーマに講演やワークショップに参加しました。
今回表題となっている「アントレプレナーシップ」ですが、日本語では「起業家教育」と訳されることの多い「学び」の一つです。アントレプレナーシップとは、様々な困難や変化に対し、与えられた環境のみならず、自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく精神のことを指します。多くの仕事がAIやロボットに置き換わっていく社会において、どのように生きるかを考え、実行する力を習得することがこれまで以上に必要になってきています。このアントレプレナーシップ教育は、自ら社会課題を見つけ、課題解決に向かってチャレ ンジしたり、他者との協働により解決策を探求したりすることができる知識・能力・態度を身につける教育であるため、ただ起業家を育成するだけの「ビジネス教育」とは異なるものとして位置づけられています。
なぜ働くのか、何のために働くのか
今回はプログラムの前半に、株式会社ボーダレス・ジャパン副社長である鈴木雅則さんをお招きし、鈴木さんが実際にどうやって起業し、どのような考えを持ち、どうやって困難への対処をしてきたのかなどについて、具体例やご自身の経験を踏まえながらご講演いただきました。講演中は、ただ聞くことに終始せず、途中で質疑応答を入れたり、問いの投げかけや意見発表の場を設けたりすることで、なぜ働くのか、何のために働くのか、について曖昧な想いを抱いていた生徒たちも自分自身の将来について具体的に考えるきっかけとなったようです。
なぜ広島は人口流出が起こり、問題視されているのか
後半は廿日市市で活躍されている、株式会社BPL代表取締役の川本真督さんに「なぜ広島は人口流出が起こり、問題視されているのか」について、ワークショップ形式での講演を行っていただきました。このセクションではグループ単位での活動を主軸に、初めに広島の魅力を考え、その後、参加している生徒たち自身が考える広島に足りないモノ・コトについてアイデアを出しました。これらを分類し、問題点として最も大きいと感じるものを選んだうえで、その改善点について考え、発表しました。この活動では、広島修道大学の先生方や学生さんがボランティアスタッフ・ファシリテーターとして各グループに参加してくださり、活発な意見交換をする場面がたくさん見られました。
今回のアントレプレナーシップセミナーは、生徒たちが普段、何気なく生活しているだけでは考えることのないことや、今はあまり考える機会のないことについてじっくりと考えたり、自分の将来について具体的にイメージしたりすることのできる、とても貴重な経験になりました。この経験が生徒たちの今後にどう活かされていくのか、これからがとても楽しみです。