新体育館竣工式及び竣工記念イベントを開催しました
9月8日、新体育館竣工式及び竣工記念イベントを開催しました。当日は、竣工式に181名、竣工記念イベントに約250名ご参加いただきました。
新体育館は、今後、学生・地域にとって開かれた空間として活用する予定です。
竣工式並びに竣工記念イベントにご参加いただきました皆さまに改めて感謝申し上げます。
竣工式
竣工式に先立ち屋外でテープカットを執り行いました。
本学マスコットキャラクターの「しゅうまる」が見守るなか、修道学園林理事長をはじめ矢野学長、松井大学同窓会長、学友会仙崎執行委員長、院生協議会大久保代表らがテープにハサミを入れると、会場は大きな拍手に包まれました。
その後、新体育館2階 メインアリーナにて執り行われた竣工式では、理事長挨拶、学長挨拶、祝辞の他、吉田事務局長兼財務部長による工事概要報告があり、ご寄附をいただいた方々への感謝状・記念品の贈呈、新体育館の建設に携わっていただいた建設関係の方々へ感謝状・記念品の贈呈を行いました。
竣工記念イベント
■ 卓球イベント
竣工記念イベントでは、東京オリンピック卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏と現役卓球選手の坪井勇磨選手をお招きして、卓球イベントを開催しました。
水谷選手のトークショーでは、オリンピックでのエピソードなどをお話しいただいたほか、本学の卓球部員からの「朝一番の試合の際は、どのようにコンディションを整えたらいいですか?」という質問にアドバイスをいただきました。
その後、坪井選手とともに実演いただいたウォーミングアップや技術紹介では、本学の学生も参加させていただき、学生たちにとって貴重な経験になりました。
水谷氏と本学卓球部の学生2名とのチャレンジマッチでは、第一試合は水谷氏が勝利しましたが、第二試合は本学学生が勝利を制することができました。全体を通して、間近で見る金メダリストと現役選手のゲームはスピード感にあふれ、迫力がありました。めったにない機会に観客は終始大盛り上がりでした。
■ 餅まき
イベントの最後は餅まきで締めくりました。体育館2階のテラスより1階の人工芝エリアに餅がまかれ、にぎやかにフィナーレを飾りました。
新体育館概要
新体育館の建設は、学校法人修道学園創始300周年記念事業の一環として行いました。
新体育館は3つのコンセプトを基に建てられています。
■ 新体育館のコンセプト
● 大学、地域にとって開かれた空間を提供する体育館
学生、教職員はもちろんのこと、「広島修道大学」らしい地域にも開かれた体育館とします。
● オープンで多様な居場所を創造する体育館
多様な学生たちの居場所となる空間を作り、単なる体育施設としての機能だけでなく、多様な利用目的をもった利用者が集い、つながることができるオープンな場を創造する体育館とします。
● 2025年のスタンダードを体現する体育館
バリアフリーなどのユニバーサルデザイン、持続可能な社会を実現するSDGs、低炭素社会に対応するカーボンニュートラルを取り入れ、デザイン的にも機能的にも、快適で利用しやすくしながらも、時代に流されず、長く愛され続ける体育館とします。
■ 新体育館のポイント
- 体育館の外観は修大(SHUDAI)の「S」、「D」の形になっています。
- 2028ロサンゼルスオリンピックの追加競技に採択された、スカッシュがプレイできるスカッシュコートを新たに設置。大学としてのスカッシュコート設置は全国5番目であり、中四国地方の大学としては初の設置です。
- 新たにボルダリングエリア、ランニングコースも設置しました。
- 地域の自然素材を用いて、温かみを感じられる空間をめざしました。壁面のルーバーや観客席の芯材には中国地方産の杉の間伐材を使用しています。
- 広場の人工芝は、トウモロコシ、サトウキビなどの植物由来のバイオポリエチレンを一部に使用した環境配慮型の人工芝。
- 屋根には太陽光パネルを設置し、カーボンニュートラルに寄与しています。災害時には、太陽光から発電した電気を利用できるコンセントも整備。
- 単なる体育施設としてではなく、学生の「居場所」として活用できるスペースが設けられています。
新体育館の詳細は下のリンク先(PDF)をご覧ください。
> 広島修道大学 体育館 パンフレット(869KB)